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たぶんあの日は晴れていたんだと思う。
目の前のことに驚いて、空を見上げる余裕もなかった。
人目もはばからず、泣きながら下を向いて家まで歩いた。
道のりはよく覚えてないよ。
ただ、僕の悲鳴を聞き付けたかのような、
君からの電話はよく覚えてる。
僕の状況などわからずにかけてきてくれた。
この偶然は必然だと信じた。
君の優しい声に、どんなに救われたか。
ありがとうは伝えられなかったけど、今でも忘れない。
今でも忘れられない。
絶望と儚い望みが混ざった運命の日だった。