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もしも 君が 切なさに耐え切れなくなったら いつでも僕のところにおいで。 いつだって僕はここにいるよ―――。
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伝えたい想いは「君が好きです」
本当にそれだけなのです
僕のたったひとつの
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いつからこんなに退屈になったんだろう。
何にも興味が持てなくて、ぼんやりした日々が続く。
友達との会話すら面倒になって、適当に相槌を打つことが増えた。
講義中の教室の窓。電車が行く。
私はぼんやりと見送る。

18年間育った街を出て、一人暮らしを始めたのは一年前の春。
大学生になった私はどうにかこうにか暮らしていけてる。

人気のない夕方の公園はとても寂しい。
少しだけ心奪われる。
一人で暮らすことにも慣れたけど、こんな夕方はとても寂しい。
私は部屋に帰り、鍵を回す。
朝と同じ気配のまま、部屋が私を迎える。
TVのスイッチを入れる。
夕方のニュース。興味ない事件を聞き流しながら、狭いキッチンで料理。
冷蔵庫を開けて野菜を取り出す。
慣れたリズム。
慣れない寂しさ。
片思いはうまくいかなくて、でもかなり落ち着いてきた。
1ヶ月。考えないようにしてたから。
久しぶりの友達との集まり。
たぶん彼も来るだろう。
きっと久しぶりに会ってもうまく笑えると思う。
でも、考えは同じところでぐるぐる回る。
わかってたけど言わずにいられなかった。
困った顔が痛かった。


 

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